2022年02月08日
ハイエースバン ATF交換しますか?

いつも参考にさせて頂いている森本モータースさんのサブチャンネルでATF、CVTFの交換の話題が出ていました。
私は過去一度もATF(オートマチックトランスミッションフルード)を交換したことが有りません、今年7年が経過するムーヴはCVTですがコレも交換しないでしょう、、、多分。
ハイエースバンは今年で4年走行距離はコロナの影響もあって、15,000km台
ムーヴに至っては今や日々の買い物の足でしかないので、7年経って3万kmに届いていません。
まだ技術が進んでいない頃のアイシン精機(トヨタのATの製造元)もATFの交換は推奨していませんでした。
交換の必要が無いと自負していたのか、下手に交換され壊れるのを避ける為か分かりませんが。
HONDAはアコードの初期頃からATFの交換を推奨していました。故障が多かったですからねぇ。
それも抜いては入れの継ぎ足し交換では無く、圧送式の全量交換が指定で、確か?交換機器も指定が有りました。
ヤマダ油機製造のトルコンチェンジャーだったかな?。
オートマチックトランスミッションはかなり複雑な油圧回路で出来ていてシフトも油圧で制御されます。
通常のオイルの役目と制御の一部も担っているので確かに負担は大きいです。
ATFは本体からATFクーラー(オイルクーラーみたいな物)に送り、冷されて本体に戻されます。
なのでオイルパンに溜まった分を抜き取り、抜いた分を継ぎ足す交換はその油圧回路全体に行き渡らせるのは結構大変だそうです。

継ぎ足し交換はこんな感じで、ドレンボルト抜いてもボルト頭のオフセットとネジ穴分がオイルパン内に突き出しているので全部が抜けないんですね。
抜いた分のATFもレベルゲージ穴から継ぎ足したりとちょっと大変なんです。
薄めて薄めてって感じ、、、全部抜いてから入れたいですよね。

おまけに現行のハイエースバン(2018年製の私のも含めて)はレベルゲージが有りません、、、
(下に貼った動画参照)
回路切断式の圧送しか出来ません、、、、
クーラーに送られる分は各部を通り冷却され元に戻る。
その途中を切断して廃油を回収し、回収と同時に新油を供給するのでより効率良く交換が出来る仕組みです。
それでも2~3回繰り返さないといけないみたいですねぇ。
(聞きかじりなので間違いが有れば訂正して下さい)
今、圧送式の全量交換をするならネットで評判?の「トルコン太郎」ですかね。
それでトルコン太郎でハイエースバンのATF交換代金を見てみると、4~7万円ぐらいですかねぇ、ざっと見ただけなので、もっと安い所もあるかも知れませんが。価格はATFの圧送交換のみから、ストレーナー迄交換したりするとだんだん高額になります。(例:グーネットしらべ)
で、交換せずにトランスミッションが壊れてしまった場合、新品部品のみで¥556,600(税込・モノタロウ調べ)。
リビルトでも¥306,900(税込・モノタロウ調べ)。
まぁ普通の使い方で10万km以内で壊れることは無さそうなので、その先で壊れた場合新品は考えられずリビルト品となると思います、工賃が分かりませんが合計でも40万円にはならないかなぁ?
多走行車のATF交換はリスクが高いそう(詳しい理由は分かりませんがそう言われてる)で換えるなら大体20,000kmごとの交換が良いそうです。年間20,000km走るなら毎年って事ですねぇ。1回4万円として10年で40万円、、、う~ん。
さて、ここで私が今までATFを交換しなかった理由ですが、、、
◆身近でトランスミッションがぶっ壊れた人が居ないこと。
(ただ私が知らないだけで、世の中にはぶっ壊れた人が多くいるのかも知れません)
◆ネット検索しても自分が乗ってきた車両でトランスミッションが壊れて積み替える記事は、まだお目にかかっていない事。
◆多走行(7~8万kmを超えて初めて)でATF交換する場合故障が結構有ると聞くこと
(まめに換えないなら換えない方が良い?)。
◆車に関しては買い替えは最低10年は我慢するとしているので、逆に言うと10年を超えて乗る場合が無いこと。
◆下の動画にも追記しましたが、丁寧な走り方をすれば33万キロでも壊れないって感じでしょうか、あと何年かかるでしょう?
ぐらいかなぁ?、有ればまた書き足します。
ところで、今現在の一般的な乗用車の年間走行距離のデータは無いか調べてみました。
有りましたねぇ、国土交通省は統計が好きなんですねぇ大体見つかる。
自動車の使用実態(PDFファイル)
2004年の古いのですが、新しいのは細分化されてかえって見難い。
これの2ページに「2 年間平均走行距離」が有ります、乗用車(ハイエースバンは貨物ですが何か?)の平均走行距離は約1万kmですねぇ。
3ページ目には、「3 平均車齢・使用年数」が有ります。(言葉の説明はこちらでリンク=平均車齢・平均使用年数)
使用年数を見ると、平均14年ぐらいですねぇ、走行距離と合わせると14万km、、、平均で見る限りなかなか壊れるまで乗れてない感じですねぇ。
長くなるのでこの辺にしますが、実際に交換している動画がYOUTUBEに有りましたので貼っておきます。
【追記】2022/02/09
上二つの走行距離20万キロ、28万キロに比べて、この33万キロはATFの色も綺麗だし鉄粉の量も少ないですねぇ。
コレが丁寧に乗ると言う事でしょうか?、積載量、加減速で無理をしないって感じかなぁ。
私の場合キャンプ道具ぐらいなので1トン積むことも無いし、急加速もしないしシフトダウンしてのエンブレもあまり使わない。
負担の少ない走り方をしていれば、無交換でも大丈夫な気がします。
【追記終わり】
最後に上記のお店でラジエターの不具合でLLCがトランスミッションに入ってしまいATFと混じった状態でしばらく走行していた車両の修理が有ります。私はこりゃぁダメだミッション載せ替えだろうと見ていたのですが意外とハイエースバンのミッションって丈夫だなぁと、、、
今後問題が有れば経過観察も有る様なので登録している次第です。
お約束ですので、上記動画たちが参考になった場合は「高評価ボタン」を、続けて追って行きたい場合は「チャンネル登録」をお願いします。
おしまい
また書き込もうって、励みになります。
すいません、↓プチッとお願いしますm(_ _)m。

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なのでオイルパンに溜まった分を抜き取り、抜いた分を継ぎ足す交換はその油圧回路全体に行き渡らせるのは結構大変だそうです。

継ぎ足し交換はこんな感じで、ドレンボルト抜いてもボルト頭のオフセットとネジ穴分がオイルパン内に突き出しているので全部が抜けないんですね。
抜いた分のATFもレベルゲージ穴から継ぎ足したりとちょっと大変なんです。
薄めて薄めてって感じ、、、全部抜いてから入れたいですよね。

おまけに現行のハイエースバン(2018年製の私のも含めて)はレベルゲージが有りません、、、
(下に貼った動画参照)
回路切断式の圧送しか出来ません、、、、
クーラーに送られる分は各部を通り冷却され元に戻る。
その途中を切断して廃油を回収し、回収と同時に新油を供給するのでより効率良く交換が出来る仕組みです。
それでも2~3回繰り返さないといけないみたいですねぇ。
(聞きかじりなので間違いが有れば訂正して下さい)
今、圧送式の全量交換をするならネットで評判?の「トルコン太郎」ですかね。
それでトルコン太郎でハイエースバンのATF交換代金を見てみると、4~7万円ぐらいですかねぇ、ざっと見ただけなので、もっと安い所もあるかも知れませんが。価格はATFの圧送交換のみから、ストレーナー迄交換したりするとだんだん高額になります。(例:グーネットしらべ)
で、交換せずにトランスミッションが壊れてしまった場合、新品部品のみで¥556,600(税込・モノタロウ調べ)。
リビルトでも¥306,900(税込・モノタロウ調べ)。
まぁ普通の使い方で10万km以内で壊れることは無さそうなので、その先で壊れた場合新品は考えられずリビルト品となると思います、工賃が分かりませんが合計でも40万円にはならないかなぁ?
多走行車のATF交換はリスクが高いそう(詳しい理由は分かりませんがそう言われてる)で換えるなら大体20,000kmごとの交換が良いそうです。年間20,000km走るなら毎年って事ですねぇ。1回4万円として10年で40万円、、、う~ん。
さて、ここで私が今までATFを交換しなかった理由ですが、、、
◆身近でトランスミッションがぶっ壊れた人が居ないこと。
(ただ私が知らないだけで、世の中にはぶっ壊れた人が多くいるのかも知れません)
◆ネット検索しても自分が乗ってきた車両でトランスミッションが壊れて積み替える記事は、まだお目にかかっていない事。
◆多走行(7~8万kmを超えて初めて)でATF交換する場合故障が結構有ると聞くこと
(まめに換えないなら換えない方が良い?)。
◆車に関しては買い替えは最低10年は我慢するとしているので、逆に言うと10年を超えて乗る場合が無いこと。
◆下の動画にも追記しましたが、丁寧な走り方をすれば33万キロでも壊れないって感じでしょうか、あと何年かかるでしょう?
ぐらいかなぁ?、有ればまた書き足します。
ところで、今現在の一般的な乗用車の年間走行距離のデータは無いか調べてみました。
有りましたねぇ、国土交通省は統計が好きなんですねぇ大体見つかる。
自動車の使用実態(PDFファイル)
2004年の古いのですが、新しいのは細分化されてかえって見難い。
これの2ページに「2 年間平均走行距離」が有ります、乗用車(ハイエースバンは貨物ですが何か?)の平均走行距離は約1万kmですねぇ。
3ページ目には、「3 平均車齢・使用年数」が有ります。(言葉の説明はこちらでリンク=平均車齢・平均使用年数)
使用年数を見ると、平均14年ぐらいですねぇ、走行距離と合わせると14万km、、、平均で見る限りなかなか壊れるまで乗れてない感じですねぇ。
長くなるのでこの辺にしますが、実際に交換している動画がYOUTUBEに有りましたので貼っておきます。
【追記】2022/02/09
上二つの走行距離20万キロ、28万キロに比べて、この33万キロはATFの色も綺麗だし鉄粉の量も少ないですねぇ。
コレが丁寧に乗ると言う事でしょうか?、積載量、加減速で無理をしないって感じかなぁ。
私の場合キャンプ道具ぐらいなので1トン積むことも無いし、急加速もしないしシフトダウンしてのエンブレもあまり使わない。
負担の少ない走り方をしていれば、無交換でも大丈夫な気がします。
【追記終わり】
最後に上記のお店でラジエターの不具合でLLCがトランスミッションに入ってしまいATFと混じった状態でしばらく走行していた車両の修理が有ります。私はこりゃぁダメだミッション載せ替えだろうと見ていたのですが意外とハイエースバンのミッションって丈夫だなぁと、、、
今後問題が有れば経過観察も有る様なので登録している次第です。
お約束ですので、上記動画たちが参考になった場合は「高評価ボタン」を、続けて追って行きたい場合は「チャンネル登録」をお願いします。
おしまい
また書き込もうって、励みになります。
すいません、↓プチッとお願いしますm(_ _)m。

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Posted by ライダー at 19:53│Comments(2)
│ハイエースバン
コメントありがとう
自分のアコードのATFは交換されているのかなあ?ほとんどディーラー任せでしたので、気にしてませんでした。それにしても壊れた時の修理代の高さ!
Posted by CoupeCamper at 2022年02月08日 21:27
CoupeCamperさん、どうもです。
車検受けた時に「分解整備記録簿」と言うものが必ず書かれているはずです、車検証入かメンテナンスノートとして別になっているか?。
そこに交換した部品・油脂が有ればたいてい書かれています。
新車からその記録簿を持っていると、車歴が分かりますので引っ越しなどで工場を替えた時でもサービスメカニックはその車両がどういう整備がされて来たか分かるようになっています。
ATFはところてん式にフルードを圧送する為に、一度だけではなかなか綺麗にならなくて容量7リットルだと3回で21リットル使います。
交換工賃と油脂代だけで結構な金額になるのでやっていれば気が付くとは思いますけど(^^;)。
金額が高いだけに、こまめに交換していると修理代ぐらいになっちゃうんですよねぇ、、、。
車検受けた時に「分解整備記録簿」と言うものが必ず書かれているはずです、車検証入かメンテナンスノートとして別になっているか?。
そこに交換した部品・油脂が有ればたいてい書かれています。
新車からその記録簿を持っていると、車歴が分かりますので引っ越しなどで工場を替えた時でもサービスメカニックはその車両がどういう整備がされて来たか分かるようになっています。
ATFはところてん式にフルードを圧送する為に、一度だけではなかなか綺麗にならなくて容量7リットルだと3回で21リットル使います。
交換工賃と油脂代だけで結構な金額になるのでやっていれば気が付くとは思いますけど(^^;)。
金額が高いだけに、こまめに交換していると修理代ぐらいになっちゃうんですよねぇ、、、。
Posted by ライダー
at 2022年02月08日 22:32
