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2007年11月06日

ゴミの持ち帰りについて

 以前、こちらに書いたものを独立記事とします。

 勿論、キャンプ場がゴミの持ち帰りをうたっている以上、ルールには従います、しかし、そこからゴミが無くなればよいと言う安直なキャンプ場の考え方に、一言言いたくて書かせていただきます。

 宮城県の「松島町野外活動センター」は、希望者には燃えるゴミ、燃えないゴミ、それぞれで1枚315円ずつでゴミ袋を売ってます、持ち帰る人からはお金を取らない、処分して欲しい人には1袋315円の手数料を取って処分する、そう言うキャンプ場もありました。

ゴミの持ち帰りについて

 青森県の「金木町オートキャンプ場」は、ゴミの分類を指定し、ゴミ箱が用意されています。看板には「ゴミの持ち帰りの協力」が書かれていました。上のリンクの和歌山望楼の芝キャンプ場も同じ。

ゴミの持ち帰りについて

 最近、合い言葉のように「ゴミの持ち帰り」を唱うキャンプ場が増えてきました、無料や激安のキャンプ場は清掃費用など捻出が出来ないので当然と思います、離島や車の入れないような地域的にゴミ処理が難しい場所も確かにあるでしょう。

 しかし、1泊5,000円以上もする高規格キャンプ場が、電源サイトがあるのにゴミ処理施設も持たないのには驚かされます。

 それを踏まえて、ひとこと

 日本は、今だキャンプ後進国であると思います、キャンプ場がゴミを持ち帰れと言うのは、あまりに物を知らない頭の悪い考えだと思います。

 ゴミの持ち帰りというのは、自然を汚さないと言うのが大前提、山や原野を切り開き、団地のようなキャン場を作っておいてゴミは持ち帰りましょうと言うのはちゃんちゃらおかしい。

 ゴミというのは、物を買ったときには出来ない、物を食べたり使ったりして初めて出来る、ゴミ処理というのはその物を食べたり使ったりした所で処分できるのが当たり前、そう思って欲しい。そのゴミの処分料はゴミを作った人が持つべきでもある、この辺大事です「消費者負担」です。

 キャンプ先進国は、長期キャラバンが当たり前です、大量に物を仕入れて消費のたびにゴミの持ち帰りなんて出来ないんです。日本のように1泊2日が当たり前、長期で4日か5日の様な短期だから思いつくことなんでしょう。

 そんな国のキャンプ場は、ゴミ処理どころか、長期キャラバンに必要な施設、大型キャンピングカーの排水(ブラック・グレー)処理施設、ランドリー、プロ並みの厨房施設等などが揃っていたりします。

 如何に旅を快適にするか、そう言うことが前提にあります。

 で、バイクや自転車のツアラーが、ゴミを持って日本一周している、日に日に大きくなるゴミ袋を背負わなければいけない、それが快適なキャンプでしょうか?。

 ゴミの持ち帰り運動とはそう言うキャンプをしようと言う運動です。

ゴミは必要なら処理費用を負担しても、その場で処理できるのが本当のあるべき姿です。

 たかが地べた借りるのに高額な料金を取るキャンプ場は、環境破壊の開発費のペイのためで、環境なんか考えていないと思う。それなのにゴミの持ち帰りまで言うのはその費用も持ちたくないと思われてもしょうがない。お、ちょっと過激になってきたなぁ、ごめんなさいm(_ _)m。

 (キャンプ場運営は事業であり、その事業で発生したゴミは事業者の責任で処分すべきである

 それと一番大事なのが、ゴミが出来るのを減らす努力です。

 と言うことで、高速道路のサービスエリアの「ゴミの持ち込み待ったぁ」運動も同じ。家からゴミ袋を持ち込んでの、不法投棄は論外ですが、サービスエリアで食べた家からの弁当の包みなど是非許容して欲しい物です、前のサービスエリアで買った珈琲の空き缶とか、そこで買った物だけのゴミというのは結構無い物です、殆どが持ち込みゴミなんですよね。

 でも、1泊の車でのキャンプの場合は、ゴミ箱があっても持ち帰っていますので。念のため。







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コメントありがとう
前にも書かせていただきましたけど、ゴミ処分にお金は取って貰って構いません。
ライダーさんが書かれているように、バイクや自転車では持って帰れません。

オイラがデビューしたキャンプ場は、2300円(だったっけ?)も取って持ち帰りでした。
しかも、フリーサイト(怒)
当時は何も判らず持って帰りましたが、今なら絶対ノーサンキューです。
て言うか、もう利用しないでしょう。

悪いと思うけど、ロングの場合、道の駅やパーキングエリアで処分すると思う。
だって、どうしようもないし。

北海道は経験ないですが、四国もキャンプツーリングの聖地でもあるように、
無料でゴミ捨て場有りのキャンプ場が多かったのが印象に深いです。
そういうキャンパーを、その地域が認めてるか、認めていないかの違いなのでしょうか?
良く判りませんが・・・。

先日、後輩達とバンガローでキャンプした時、その後輩の奥さんが、スーパーで
買い物した時、すべての食糧をトレイからビニール袋に移し、トレイをスーパーに
処分してもらってる姿は印象的でした!

あれれ!話がズレたみたい(汗)
Posted by 半クラ! at 2007年11月06日 19:06
半クラ!さん、どうもです。

 話はずれていないですよ、その奥さんもゴミの減量を実践しているのでしょう、私もスーパーでそのような行動をとられる方を何度か見ています。

 うちが行くスーパーは、入口にアルミ缶、ペットボトル、発泡スチロールトレイ、牛乳パックのリサイクル箱があるので、うちの場合は洗って翌日そこに入れるようにしています。

 キャンプ中は買ったところに(大体レジ横の袋詰めする台の側)ゴミ箱があるので、取り外せる紙箱などはそこに捨てます。

 天草のキャンプ場では、キャンプ場へ行く道沿い(キャンプ場から帰るときも通る)にコンビニがあったので親父さんに話をして、そこで買ったものを捨てさせて貰うように話しました。

 キャンプ場がゴミ捨て禁止なのでと話しましたら、快く「そのぐらいなら良いですよ」とおっしゃっていただいたので、朝早く500ccのパックの中に入るようにして、その分だけ捨てさせて貰いました。

 仕事をリタイヤしたらとかで、キャンプキャラバンする人達も、有料でよいからゴミを引き取って貰えないとその地区でどう処理して良いのか分からないですよね、そうなると高速道路や、コンビニのゴミ箱になるのはしようがないと思います。

 その地区のゴミ処理方法を知っているのはお客では無くってキャンプ場の職員ですから。その職員がそこで出るゴミの処理を人任せではどうにもこうにも納得できないところです。
Posted by ライダー at 2007年11月06日 19:37
例えばですが・・・。
オイラの地区のゴミ処分の仕方と、嫁の出身地の処分の仕方がまったく違うんですよ。
かなり近い地区でもそうですからね。

そうなると、キャラバンで周られてる方などは、かなりストレスになるでしょうね。

ナチュラムのブログの中には、かなりの方がキャンプをしている方がいらっしゃいますね。
見る限りでは、用品などのインプレはかなり多いと感じてますが、こういうことを
みんなで話題にすると、キャンプ場を提供する側も、ちょっとは変わらないですかねぇ。

もっともっと、利用者が熱く訴える事が大事なのかなぁ。
Posted by 半クラ! at 2007年11月06日 23:58
半クラ!さん、どうもです。

 そうですね、名古屋市内はずいぶん分別が遅かったけれど、その分7つに分けられています。

 すぐ隣町なのに私の住むところは、収集は可燃と不燃の区別のみです。しかし、リサイクルセンターが何ヶ所か有るのでそこでは8つぐらいに分けられていますので、月一ぐらいで持ち込んでます。

 今の日本は、連休が取り辛い、キャンプも連泊しない人が圧倒的に多いので、問題がおおやけに成らないのでしょうね。持ち帰りが美学みたいに感じている方もみえるのかも知れないです。

 確かに山岳キャンパーが持ち帰らないので、富士山がゴミの山として世界遺産から外されたのは有名な事件でした。

 しかし、一般の高規格キャンプ場もしくは有る程度の施設があるキャンプ場の場所は、回収車が入り込めない場所ではないですよね。大型キャンピングカーでもオートキャンプが出来るんだから。

 地域にもよるのですが、事業系ゴミは、収集業者との契約も必要になるのでしょう、生ゴミなど月1回位の収集では、臭いがひどくなるのかも知れないですね。それでも事業をするからには、ゴミ処理問題を利用者に押しつけてはいけないと思います。

 たとえば、ディズニーランドのような場所で遊んだら、帰りにゴミを渡されるようなもんです、そんなサービス業は聞いたことがありません。

 やっぱり、今現在、困らない人の方が多いのかも知れません、キャンプを一過性の趣味としか見てないのかも知れないですね。定年後テント担いで、日本中を回る中高年が居ても全然おかしくないと思いますが。

 賛同いただける方には、ドンドン記事にして頂きたいものです。

 願うのは、有料でも構わないので、ゴミはキャンプ場で処分して欲しいと言うこと。その費用が勿体ない人は、持ち帰れば済むことですから。
Posted by ライダー at 2007年11月07日 00:33
 
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