2021年06月01日
6角(ヘキサゴン)レンチについて
先日のGROMのフロントフォークオイル交換時にHONDAお得意の締め付け過ぎのキャップスクリューを外した件で、、、
PBの二面幅6mmのL型ヘキサゴンレンチがグッとしなって、、、
パッキーーーン!パキーン!
と鳴りながら緩みましたぁ。
ヘキサゴンレンチはいくつか持っているんですが、ここぞと言う時はPBに頼ってしまう。
勿論、国産のヘキサゴンレンチだって優秀です、有名工具メーカー品でも遜色ないでしょう。
特に外しは、ホンダのバイクに乗っている以上組み立て時のオーバートルクにはずっと泣かされて来ましたから、、、
昔々、「ヤバそうだなぁ、これ以上回そうとするとイッちゃうかなぁ?」と言う時、貸してもらったPBのヘキサゴンを使った時に「クンッ」と外せた。
今でこそヨーロッパ製の工具と遜色無い物が手に入りますが、当時は驚きでしたねぇ。
そんなこんなで、先日フォークオイルが届かない事件が有って、、、暇なのでネット検索していたら面白いQ&Aサイトが有って、色々と薀蓄を語っているのが目につきました。
いわゆる製品を作る上で大事な公差について。
公差と言うのは+(プラス)公差、-(マイナス)公差、±(プラスマイナス)公差かな?言葉がちょっと違うかもしれません。
凸と凹が全くの狂いなくピッタリと収まれば、なめるとか外れる心配は無いのだけれど、キャップスクリューの凹の二面幅が小さくて、ヘキサゴンレンチの二面幅が大きかったらはまりませんよね、、、(^^;)。
凸がマイナスで凹がプラスならはまりますがガタが出ます。 そんな話でした。
で、面白いので、自分の持っているレンチの公差を見てみようと思いついた訳です。、、、前置き長、、、

他にもあるかも知れませんが、すぐに取り出せるのはこれだけです。
で、共通のサイズだと二面幅5mmに成ります。
PBの二面幅6mmのL型ヘキサゴンレンチがグッとしなって、、、
パッキーーーン!パキーン!
と鳴りながら緩みましたぁ。
ヘキサゴンレンチはいくつか持っているんですが、ここぞと言う時はPBに頼ってしまう。
勿論、国産のヘキサゴンレンチだって優秀です、有名工具メーカー品でも遜色ないでしょう。
特に外しは、ホンダのバイクに乗っている以上組み立て時のオーバートルクにはずっと泣かされて来ましたから、、、
昔々、「ヤバそうだなぁ、これ以上回そうとするとイッちゃうかなぁ?」と言う時、貸してもらったPBのヘキサゴンを使った時に「クンッ」と外せた。
今でこそヨーロッパ製の工具と遜色無い物が手に入りますが、当時は驚きでしたねぇ。
そんなこんなで、先日フォークオイルが届かない事件が有って、、、暇なのでネット検索していたら面白いQ&Aサイトが有って、色々と薀蓄を語っているのが目につきました。
いわゆる製品を作る上で大事な公差について。
公差と言うのは+(プラス)公差、-(マイナス)公差、±(プラスマイナス)公差かな?言葉がちょっと違うかもしれません。
凸と凹が全くの狂いなくピッタリと収まれば、なめるとか外れる心配は無いのだけれど、キャップスクリューの凹の二面幅が小さくて、ヘキサゴンレンチの二面幅が大きかったらはまりませんよね、、、(^^;)。
凸がマイナスで凹がプラスならはまりますがガタが出ます。 そんな話でした。
で、面白いので、自分の持っているレンチの公差を見てみようと思いついた訳です。、、、前置き長、、、

他にもあるかも知れませんが、すぐに取り出せるのはこれだけです。
で、共通のサイズだと二面幅5mmに成ります。

トップバッターはエイトさんに来てもらいました。
エイトさん知りませんか?KTCほど有名じゃ無いけど昔から有る日本のメーカーです。
KTC(京都機械工具)は古くから自動車畑に出入りして、色々と現場に合わせた工具造りをしてきたので、自動車整備と言うと必ず出て来ますねぇ。トヨタの自動車整備工具(生産じゃなくってね)も作ってたとか作って無かったとか(^^;)。
上の写真にも写っているマイクロメーターで測ってみましょう。

凄い精度でしょ?
限りなく5.00mmに近いマイナス公差
誤差0.01mmも無いんですよ。
キャップスクリューの凹が5.00mmならガタが全く無い感じになります。
これは芝刈り機の刃合わせ調整に使う為1本だけ買いました。
芝刈りの度に、頻繁に調整するので専用です。

6角なので二面幅も3つ有ります。
この面は0.01mmちょっとマイナスですね。

こっちの面は0.01mm以下のマイナスですね。
凄いなぁ、1/100の完成精度って1/1000の精度で作らないといけないって聞いたことが有ります。

続きましてぇ、真打登場PBです。
え?、、、驚きのプラス公差、、、
0.01mmちょっと大きいですよ。
ネジメーカーってちょっと大きめに作るようです、それに合うようにほんの少し大きいとピッタリって事なんですねぇ。
普通のボルトだってM6の二面幅10mmだってほんの少し小さくして無いと10mmのスパナやメガネが入りませんものねぇ。
裏技ってやつですかねぇ。

こっちの面は0.01mmまで行かないけどプラスですねぇ。

続いてこれは、、、限りなく5.00mmに近いけどわずかにオーバー
この辺にPBの秘密が有りそうですねぇ。
GROMのキャップスクリューも回した後、中々外し難かったですから。
ホントにピッタリなんですね。
後ですねぇ、エンジンの様に馬力ばかりじゃダメでトルクも太く無きゃ力強さが無いですよね。
ヘキサゴンレンチで言うと、硬さとしなやかさに成るのかなぁ?材質と焼入れ強度?
固すぎると工具って折れるんですよね、良い物は表面強度が有って尚且つしなやかにしなる、、、そんな感じ。
ヨーロッパは良質なスウェーデン鋼が有って羨ましい限りなんですが、日本の合金技術も今や世界のトップクラスの合金だって作れちゃう。
あ、脱線した、、、(^^;)。

これはTONEの3/8差し込みのボールポイントのヘキサゴンソケット3BH-05だったかな
0.02mm以上マイナスですねぇ。
ボールポイントって難しいですよねぇ。
力の要る場所ではちょっと使えない。

これはFLAGだからストレートのヘキサゴンソケットですねぇ。
どこかのOEMだろうけど、けっこうな精度が出ていますねぇ。

これもTONEのBL-5ですね。
さすが精度出てますね。

CAROLUS TOOLSの1/4ソケットレンチセットの一つですね。
コレもプラスですねぇ、でも食い込むようにちょっと加工がして有りますね。

横にストライプを入れたような刻みが有ります。

コレは何処で買ったのかさっぱり覚えていない。
ちょっとマイナスが強いなぁ。
とりあえずこんな感じ。
インチサイズも有るけど、日本のバイクにはまず使わないものなぁ。
おしまい
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Posted by ライダー at 21:54│Comments(0)
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