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2019年06月18日

大容量 24000mAh モバイルバッテリー再チェック

 先回のモバイルバッテリーの検証では非常にたくさんのアクセスを頂きありがとうございました。

 先回は、USBケーブルの接触不良も有り、正しく検証出来ていたか?今一つ納得が出来なくて、再検証を考えていました。

 大幅な改善は望めないかも知れませんが、再度検証してみます。

 まずは、モバイルバッテリー本体に充電するところから。

 充電残量10%から始めます。

 USB充電器に取り付けてあるのが、USBチェッカーです。

 このUSBチェッカーが来るまで、再検証を控えていました。

 同じように充電を繰り返しても、今一つなので、、、


大容量 24000mAh モバイルバッテリー再チェック

 ケーブルも先回の検証中に到着した物を使います。ただこのケーブル太すぎて取り回しがきついです。

 新しく買われるならハイエースに積んであるこっちのケーブルが2.4A急速充電にも対応しているし、7000回の曲折テストに対応している様なので良いと思います。



 インターバル5分間の撮影を、タイムラプス動画にして有ります。
 (知らなかったんですがP7000はインターバル撮影が出来たんですねぇ(^^;)マニュアルの100頁参照)



------------------------------------------------------------------------------------
 モニター画面は
 左側上から、電圧、電流積算電流量、積算電力量
 右側上から、経過時間(電流が流れている時間です)、電力、抵抗、グループ番号、内部温度
 になります。
------------------------------------------------------------------------------------

 4時間51分で100%表示ですが、電流が流れていたので、そのまま続けました。

 この時点で、通過電流は9132mAhですが、ロスも含まれているので充電量とは違うはずです。

 (インターバル撮影は最大5時間とは知らず、8コマほど撮影出来ていません)

 6時間を超えた辺りからは、電流が少しずつ下がって行きます。

 7時間48分充電完了です。プラス1時間半様子を見ましたが、その後電流は流れません。

 積算電流は12962mAhとなり、100%到達時より3800mAhほど増えてますねぇ。

 充電量正味ならスマホ1台分充電できますねぇ。

 ここまでの再検証で分かったことは、本体のLCD表示のパーセンテージは全く役に立って無いって事。

 早々に100%に到達してもその後ずっと電流は流れるし、徐々に電流が下がり停止する迄の時間が凄い。

 先回の検証でタブレットを1回充電して80%の表示も、まだ充電出来そうと言う錯覚を招きます。




 ◆それでは、充電完了したモバイルバッテリーから、タブレットに充電して行きましょう。

 ジャンプスターターのテストの時と同じように、タブレットの電源をシャットダウンして行います。
 先回は、スリープ状態でしたから何らかのバックヤードで電池を使っていたかも知れませんから。
 このメーカーは「余計なもの」が動いているらしいし、、、(^^;)単なる5Gの覇権争いだと思うが。
 実際知らぬ間にアプリが4つばかり更新されてました、、、(^^;)。

大容量 24000mAh モバイルバッテリー再チェック
 充電残量は10%から始めました。

 写真撮ったのが32秒後なので、1%上がってますが。

 このUSBチェッカーを間に入れると、モバイルバッテリーの電源ボタンを押さないと充電が開始しません。

 マニュアルに書かれていた通りに成りました。


大容量 24000mAh モバイルバッテリー再チェック
 2時間後

 56%ですねぇ。

 今回モバイルバッテリー側は98%

 やっぱり、100%表示になってからも充電出来るんですねぇ。


大容量 24000mAh モバイルバッテリー再チェック
 3時間後

 80%ですねぇ。

 モバイルバッテリー側は97%

 まぁ表示がおかしいにしても、この差は無いわぁ。


大容量 24000mAh モバイルバッテリー再チェック
 4時間後

 ここで100%に成りましたが、まだ電流が流れているので続けます。

 この時点で積算電流量は、3572mAh

 モバイルバッテリー側は95%

 5%で1回なら20回充電できる計算に成っちゃいますよぉ。

 不正確にもほどが有る。


大容量 24000mAh モバイルバッテリー再チェック
 4時間半後

 電流が減ってきました。

 ここからタブレットの充電状態を表示すると、電流量が増えてしまうので表示をしません。


大容量 24000mAh モバイルバッテリー再チェック
 4時間40分後

 もう止まる寸前です。

 電流が0.1Aしか流れません。


大容量 24000mAh モバイルバッテリー再チェック
 4時間55分で止まりました。
 モバイルバッテリーの方は95%のままです、、、(^^;)。

 積算電流量は、3906mAh

 4800mAhの90%なので、ホントなら4320mAhのはずなんですが、タブレットの方もいい加減って事ですねぇ。
 それにしても半分って事は無い訳で、、、ちょっとはまともなメーカーって事ですねぇ。



 で、また放電して、もう一回

 準備が出来たのが夜中に成ったので、撮影はカメラ任せにして寝てました(^^;)インターバル撮影は楽で良いや。



 4時間53分で止まりました。 積算電流量は、3866mAh

 モバイルバッテリーの残量は65%。

 1回目とほぼ同じ成績ですねぇ。安定しているってことは、接触不良とかの要因も無くなったって事で良いかな?。

 1回目3906mAh + 2回目3866mAh = 7772mAh を出力出来た事になりますね。

 で、3回目ですが先回の検証では、モバイルバッテリーの残量が67%の時はタブレットの充電が31%で、モバイルバッテリーの残量が00%の時はタブレットが88%なので、予想としてはタブレット60%~67%辺りを予想しておきます。

 さて放電に時間が掛かりますからねぇ、、、(^^;)。

 それでは、3回目です。



 予想通り行きませんでしたねぇ、53%でした。積算電流量は、1739mAh

 1回目3906mAh + 2回目3866mAh + 3回目1739mAh = 9511mAh を出力出来た事になりますね。

 前回の結果(8064mAh)よりは良いですが、接触不良と充電不足を外してもやっぱりこの程度でしたねぇ。

 このモバイルバッテリーに充電する時は12962mAhで、出力は9511mAh、、、3451mAhは熱で消えたか、回路で消耗したか?。

 入力も2.4Aは出ないで1.8A強、出力はタブレットが急速充電に対応していないので0.9Aぐらいですねぇ。


 結論として、このモバイルバッテリーはフルに充電してスマホなら3回、タブレットなら2回半ってところですかねぇ。

 最後に、各ポートの入出力を測っておきましょう。入力出力とも2.4Aは出てませんが、一応急速充電にはなっているようです。

 安全マージンの為かかなり抑えて制御されている様な気がします、気のせいかも知れませんが(^^;)。



 まぁ、値段相応と言う所ですね。

【追記】2019/06/25

 突然ですが!!、処分します

 まぁこう言う結果なので、一応問い合わせてみようと販売者にAmazonを通じて質問してみた。

 4800mAhのタブレットに2回と半分ぐらいでバッテリが止まったけど?、、、と。

 こう言った場合カスタマーサービスとしては、「フル充電でしましたか?」とか「バッテリーは間違い無く24000mAh有るので充電方法に間違いは?」とか、一応確認は取るだろうと思ったのですが、、、。

 「メールの内容から不良と思います、全額返金します、返品しなくて良いです、処分して下さい」

 ちょっとビックリして、え?、不良かどうかも現品確認せず、交換もしない。全額返すから処分してくれって、、、先方丸損じゃない?。

 こっちが使い方間違えて、しっかり充電せず95%ぐらい残っているから2回は充電出来るだろうと思っていたとしたら?、カタログデータと違っていたからとかは、かの国製としては普通の事なので、この対応は何が何だかハトが豆鉄砲状態である、、、。

 仮に使えるのは使えるので、そのまま処分しなければこちらの丸得になるって事も十分に考えられますよねぇ?。

 何となくこのままでは気持ちが落ち着かないので、、、

大容量 24000mAh モバイルバッテリー再チェック
 こうなりました(^^;)。
 (一応Amazonから次の請求で清算しますと回答貰ってから)

 こういう筐体をばらす道具は持って居ないので、マイナスドライバーでこじってやったし、再生出来なくてもこちらに損は無いので思いっきり、、、

 おかげで爪が折れましたが。

 スマホの分解と検索すると出て来る様な、ギターのピックの親分みたいなものが有れば良いのかなぁ?。
 今度探してみよ。あ、Amazonに有った、何でもあるなぁ。


大容量 24000mAh モバイルバッテリー再チェック
 平たい、それも薄い電池が2枚重なっています。

 こんな薄いので1枚12000mAhも有るの?って感じ。

 mediapadT3で検索したら出てきた動画の電池ぐらいだよ?。
 これ7インチだから、私の8インチより小さいので同じくらいじゃないかなぁ?。

 ネットで検索してもリチウム電池の10000mAhって厚さ8~10mm位って、、、

 きっと超高性能バッテリーなんだろうなぁ、、、。


大容量 24000mAh モバイルバッテリー再チェック
 こっちのチップがIP3005A
 Battery Protection IC

 保護回路って事かな?。


大容量 24000mAh モバイルバッテリー再チェック
 こっちのチップがIP5306
 PMIC - Battery Management

 制御回路?


大容量 24000mAh モバイルバッテリー再チェック
 これがメインぽいけど何も書かれていない、ブラックボックス?。

 メーカーオリジナルのプログラムって感じかな?。

 バッテリー電圧拾って充電残の残りを計算するだけだったり、、、(^^;)。


大容量 24000mAh モバイルバッテリー再チェック
 リチウム電池って制御が難しいと聞いていたのでもっと複雑な回路だと思っていたけど、、、。

 IC3つで出来ちゃうんだなぁ。


大容量 24000mAh モバイルバッテリー再チェック
 全重量360g

 これが重いのか軽いのかよくわからないけど、、、、

 電池が何でくっつけられているか分からないけど、かなり強力に接着されているみたいなので、ここで止めます。



大容量 24000mAh モバイルバッテリー再チェック
 リチウム電池って変形に弱いって聞きますからねぇ。

 こんなところで、卓上焚き火を開始するのはごめんです。



 焚き火ってこんなやつね。YOUTUBEで拾ってきました。




大容量 24000mAh モバイルバッテリー再チェック
 もう少し徹底的にバラしたかったけどねぇ、、、

 焚き火が一番怖いです、ニュースで床に落ちただけで発火したとか聞きますからねぇ。

 前に電車が止まったとかのニュースも有ったような?。



--------------------------------追記終わり

 何となく後味が悪い、、、











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コメントありがとう
amazon出品者側として一意見を述べさせていただきます。

amazonでは大企業から個人事業主まで多くの出品者がいます。
今回のモバイルバッテリーがどのように販売されたのか存じませんが、
出品者としては返金で問題解決を急いで済ませたと思います。

これはamazonではよくある事例です。
大企業ならばお客様から製品の返送を受けて原因分析などをおこなうかもしれませんが、その他多くの出品者は返金と返品不要という手段で問題解決を図ります。

なぜなら、返品を受け原因分析のために費やす時間や人的資源がないからです。

1個の不良品は返金をしてしまえば完全に赤字ですが、その他の製品を売った利益で損失額を補填すればいいと合理的に考えると思います。
お客様としては不良品を買ったことに不満を持つことにはなりますが、全額返金を受けることで経済的には不満は和らぐことになります。

返金だけして物事の本質は変わらないことにモヤモヤした気持ちになることは、私も理解しています。
ありふれた製品ではあまり引きずらず割り切った考え方をするのも、変化の早い時代に心を軽くするのかなと私は思っています。

モバイルバッテリーのチェック方法でググったところ、良い記事に出会えたので、僭越ながらコメントを残させていただきました。
ありがとうございます。
Posted by 香川と申します at 2021年02月03日 12:10
香川と申しますさん、どうもです。

 私が一番後味が悪いと思っているのは、現品の回収が無かったことです。

 悪い言い方をすれば、良品でも無料で手に入れる者が出てこないか?、そういう噂が出れば真似する者も出るような気がします。

 販売する者としてはおっしゃるとおりかも知れませんが、ユーザーとしてはもやもやとします。

 先日も中国のメーカーは「当社は15%の不良率を見ているので、15%無償で製品をお渡しします、不良が出たらそれを当てて下さい」と言って納品してくると昔商社に居た人がネットで語っていました。

 グローバルな世の中だ、国民性と割り切ってしまえと言えばそうなのかもしれませんが、スッキリしないものが有ります。

 私は松下幸之助氏とか本田宗一郎氏のものつくりが好きでしたので、メーカーとユーザーの繋がりは今後も有って欲しいなぁと思うだけです。

 コメントありがとうございました。
Posted by ライダーライダー at 2021年02月03日 17:51
 
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