点火装置は、
圧電素子を使ったスパークでガスに引火させているわけですが、この圧電素子に寿命が有るわけです。
機種によっては部品が出るようですが、検索しても20年以上もたったこの製品は全くヒットしない。
(そろそろ買い替えかなぁと思いつつ、、、)
まぁ取りあえずやってみる。
火が消えないのは、バルブが閉じ切らないんだろうなぁとは思う、実はちょっと前からこの症状は気に成っていたけど、なかなか本腰を入れる気に成らなかっただけなんだけど(^^;)。
今回は、ちょっと本腰を入れてみよう。
と言う事で、まずは火が点かない方から。
バルブのつまみの裏です。
つまみから伸びたシャフトについているカムが有ります。
このカムがシャフトを回すことによって回り、、、
着火装置を押して、火花が飛ぶように出来ています。
良く出来た作りですねぇ。
しかしこの作り、欠陥が有ります。
その欠陥が今回の不具合の2点目の原因になっていました。(後述)
早速ばらします。
ばらし方は
前回のメンテナンスで書いてますので見て下さい。
接触不良も有り?かと思い、点火装置を外して、あちこち場所を変えてやってみましたが変化なし。
やはり、圧電素子なんだろうなぁ。
何か流用出来る物が有ればよいけど、手持ちの点火装置をばらすのも面倒で、、、合う寸法のものが見つからずそちらを壊してしまうのも本末転倒だし、、、。
バイクのエンジンの点火栓(スパークプラグ)のギャップ調整の様な事でごまかそうと、、、。
電極(針金みたいな奴ね)からバーナーまで、火花が飛びやすい距離が有るわけなので、なおかつ、その距離の間に理想的な混合気に成っている必要も有るし、、、
ただ単に距離を縮めるだけではいけないんですよねぇ。
ここからは何度も点けたり消したりで、一番火が点きやすい場所を探ってごまかしました。
だいたい、10回中8~9回点火するぐらいの場所を探り当てました。
参考までに、青いのが混合気だとして、混合気(ガス)の中へ火花が飛ぶ(A方向)方が着火性が良いです。
B方向だと、混合気(ガス)の下になり着火性は良くないです。
続きまして、火が消えない点ですが、点火装置をばらしていて気が付いたのですが、、、
つまみから伸びるシャフトと、バルブを繋ぐ部分にガタがありました。
長く使っている間に出来た緩みみたいなものです。
そのガタによって、つまみを締めて行くとカムが点火装置に当たってしまい、それ以上締まらなくなったのが原因でした。
これ使用するにしたがって、ガスが止まらなくなるので重大欠陥と思われます。まぁ20年以上も使い続ける人が居るかどうかですけどねぇ。(リコールになって点火装置も新品にならないかなぁ(^^;)。ボソッ)
カムを止めている、1/16の6角穴付きねじ(イモネジ)を緩めてカムの位置を変えて、取りあえずの調整をしました。
ホントは、シャフトとバルブを繋いでいる割ピンも新品に交換するとガタも幾分なくなるのですが、手持ちの物は太すぎて適当なものが見つかりませんでしたのでまたホームセンターででも探してみます。
おしまい
【追記】2018/05/07
正確な割ピン(コッタピン)のサイズが知りたくて再度バラしました。
ここまでばらすのが面倒だったので、やってなかっただけなんですが(^^;)。
ここのガタが大きくなってしまりが悪くなったわけですが。
割ピンを外してみると、、、
割ピンはほとんどすり減っておらず、、、シャフトとバルブ部分の穴が少し広がっていました。
これでは、割ピン変えても大した改善には成らないですねぇ。
ピン自体は、たぶん1.6mmの規格品。
調べると、1.2mm、1.6mm、2.0mm、、、と有るようです。
オーバーサイズの割ピンならと思い、穴の径を計って見ることに、、、
バルブの方の穴はほぼ2.00mm
シャフトの方は、2mm強かな?。
2.0mmの割ピンだと遊びが無さすぎるかなぁ?。
どうしようかなぁ?、穴を広げると強度がねぇ、、、。
とりあえず、割ピンの再使用はしない方が良いので、交換はしますが、、、
オーバーサイズはしないで、カムの方の調整だけでしばらく様子を見たいと思います。
また書き込もうって、励みになります。
すいません、↓
プチッとお願いしますm(_ _)m。
バイク(整備・修理) ブログランキングへ
ソロキャンプ ブログランキングへ
キャンプツーリング ブログランキングへ
あなたにおススメの記事