メンテナンス【鉈編】

ライダー

2006年11月07日 02:39

ちょっと前に、yas1031さんの鉈購入の書き込みに影響され、自分の安物の鉈も手入れすれば何とか成るかと思い、この3連休で一生懸命削って(研ぐ以前の問題)みました。

 我が家の砥石君達です。日頃は包丁用に使っています。
左から
#3000(4000)仕上砥石 #2000(1000)中砥石 #800(600)粗砥石 #120極粗砥石です。
(かっこ内は、こういう揃え方もあるという例です)

★刃欠けが無く、切れ味だけ戻れば良いなら、#2000中砥石が1本有れば良いと思います。
 (#3000以上の仕上げは研ぐより磨くために有ります)


コレは、今回手に入れた、安物の電気砥石です、#1000の砥石が付いています。
楽しようと思ったけど、無理でした。#1000では、なかなか削れません、仕上げ砥石まで行きませんが、普通の刃ならこれで研ぐだけで充分切れます。
それと鉈が大きすぎて、全体を研ぐのには少し向きません。
粗研ぎ用にはベルトグラインダーが欲しいです。
まぁ、包丁研ぐには良い道具です、嫁はんでも使えるし(負け惜しみ(^^;))。


粗い砥石から順に使っていきます。刃欠けが無い場合は中砥石から使います。
実際に研いでいる写真じゃないので、参考程度に見て下さい。
本当はちゃんと水を付けて研いでいきます。勿論両手で持ちます。

押すときに力を入れて研ぎます。
引くときは表面を滑らせるだけ。


最初は表をぴったり合わせて研いでいきます。
私はこの方法ですが、みねのほうを少し浮かせて刃先だけ研ぐ方法もあります。



研いで行くに従って先端にカエリ(めくれ)が出来ます。


最後に裏を研いでカエリを落とし



刃のお尻を少し浮かせて、0.3~0.5mmほど刃を殺します。
コレは、鋭すぎる刃の角度を緩くして、刃の欠けを防ぐためです。



研ぎ上がりの表側です。
粗研ぎ前にディスクグラインダーで全体を削り落としたので、一部研ぎきれなかった部分が有りますが、見なかったことにして下さい(^^;)。



研ぎ上がりの裏面です。
裏は平らが出てなかったので、研ぎ切れてない部分が多いです。



0.3mmぐらい刃を殺して有るのが見えるでしょうか?。

 根気よく何度も研ぎ直せば、もう少しまともになると思いますが、それでも随分と時間を掛けてここまで持ってきました。
 切れ味は、庭木の枝落としで、桜の枝の直径1cmぐらいなら、一振りでスパッと切れるようには成りました。


すいません、↓プチッとお願いしますm(_ _)m。
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