ダンロップ D603 4.60-18です。
新品ですよぉ。
毛が生えてますよぉ。
製造は、2010年15週目(4月中頃)です。
バーゲンだからって古くはなかった。
ついでに
リムバンドも購入。
大して高くないからねぇ、買っておきました。
それでは、はじめます。
まずはジャッキアップ、コレは微調整ききますから、なかなか良いバイクジャッキです。
詳しくは
【道具編】をご覧下さい。
タイヤがギリギリ空転するところでジャッキアップを止めます。
こうするとあとで、アクスルシャフトを抜くときに楽なりますから。
車載工具で使うのはコレ、、、、、、スパナとチューブの口金ガイドが写ってない(^^;)。
暑いので汗をかく足踏みは止めて、空気入れはコンプレッサー使いました。
スパナ付タイヤレバーは、裏返して使うと、両側タイヤに近くなって力が入れやすいです。
コレで緩まなくても、片側手で添えて、足で踏めるのが利点。
裏返さないと、クルクル回しても当たらなくてコレも便利です。
先ほどのジャッキアップで高さを微調整してありますので、アクスルシャフトを抜いてもタイヤが落ちなくて、抜くのも楽だし、タイヤを持ち上げることもなくとっても楽チンです。
チェーンが地面に落ちないように、スイングアームに引っ掛けておきます。
カラーが落ちないようにゆっくり、後に引き抜きます。
タイヤとブレーキキャリパーが干渉するのでちょっと持ち上げないと最後が抜けませんが。
この
赤いカラーは落ちにくいように加工されているので結構雑でも大丈夫です。今回は脱着の間一回も落ちてません。
反対側も参考までに。
いよいよタイヤを外しにかかります。写真のように新しいタイヤを下にするとディスクローターやスプロケットが傷つかないと言われます。
でも、面倒なので、段ボールの上に置いて外します。
ビードストッパーと、チューブ金具のナットなどを外します。
空気を抜きます。
バルブコアを外します。
バルブコアも定期的に変えると良いんですがねぇ。
外した物は小さいのでなくさないように分かり易いところに置きましょう。
タイヤを外しやすいように、出来るだけ押し込んでおきましょう。
さて、これから面倒なビード落としですが、コレがあるのでタイヤの上に乗せず段ボールの上で作業を進めましたが、、、、、、。
ためしに、このタイヤレバーでグイッと下に押し下げたら一発で落ちました。
足で踏んだり、ジャッキを使うとか、ビードブレーカとか全く必要有りません。
後は手で押して全周外していきました。
こんな感じで、全周しっかりビードを落とします、落ちきっていないとタイヤを外すのに苦労します。
赤線がビードで、黒線がホイールになります。
【道具編】でも触れましたが、ビードの反対側を落とし込んでおかないと、ビードをめくるのが困難になりますので、膝でしっかり押さえながら、
膝で押さえ込んでいる反対側のビードにタイヤレバーを差し込みます。
この時余り深く差し込むとチューブが切れますので、ご注意下さい。
タイヤレバーを手前に引きながらビードを起こします。
タイヤレバーを起こしたまま、すぐ脇のレバーが入る場所を探ります。
割とすんなり入る場所は範囲が狭いので、分かり易い思います。
タイヤレバーを手前に引くと前のタイヤレバーが外せますので、コレを繰り返します。
ホントは、タイヤレバーが3本有ると前のタイヤレバーをこのままにして次に移ると、折角起こしたビードが元に戻ったりとかが無くて作業が楽だと思います。
やっていて思ったんですが、このリムガードが戻るのを防いでいる気もします。
こんな感じで、真ん中のリムガードを外しながら、次へ移り全周のビードを起こします。
全周外し終わったところです。
この時点でチューブを取り外し、、、、
ここから新タイヤを下に置いています。
ビードストッパーを取り外します。
ここで一度、レバーでチューブに穴が開いていないか確認のための空気入れをしておきます。
今度は、タイヤをひっくり返し、反対側を上と同じようにめくっていきます。
同じ側へタイヤを外す方法もありますが、手間は一緒なので今回は両側のビードをホイールの外側に外し、タイヤの中にホイルを落とすようにする方法をやってみます。
寝ているホイールを起こすように、捻るようにするとタイヤからホイールを抜くことが出来ます。
抜きづらい時は、タイヤを立てて上から体重を掛けて楕円状に潰して抜くと、もっと簡単だと思います。
リムバンドは交換しますので取り外します。
ビードクリームです。
オイルとは違いますので、揮発しないオイル等は代用しないように。
無ければ石鹸水がよいですが、錆びます。
リムは、タイヤが滑り込む部分に塗布します。
タイヤは、側面だけじゃなく、リムと接する部分全部に塗り込みます。
リムバンドを取り付けます。
チューブの口金に穴を合わせます。
滑りがよいので、最初は一気にホイールをタイヤに押し込みます。
タイヤレバーを使わなくても、手で押し込むだけで、ここまで入り込みます。
この状態から、手前を持ってタイヤを起こし、タイヤレバーを掛けてタイヤをはめますが、この状態だと1回でスポンとはまりました。
ビードストッパーの所に、黄色丸印(タイヤの軽点)を合わせます。
ビードストッパーを取り付け、落ちないようにナットを仮止めします。
チューブの口金に、エアーバルブ誘導器具を取り付けます。
道具については、
【道具編】を見て下さい。
口金をタイヤに押し込み、引っ張ると穴から口金が出てきます。
ここで、チューブのかみ込み防止のために空気を入れます。
とくに、新品のチューブは、平たくなっているのでかみ込みやすく、この作業は必須です。
チューブがねじれて入っていないかもチェックします。
この後、バルブコアは外した状態にして、空気を抜きます。
はめ込みは、ビードストッパー部分からはじめました。
タイヤレバーではめ込みますが、割とすんなり入ってしまいました。
めくるときとは逆向きではめていきます。チューブのかみ込みに気を付けて下さい。
口金が斜めになっていたら、空気を入れる前にタイヤを押さえホイールを回して真っ直ぐに直します。
はめ終わり、空気圧を高めに入れて(今回は500kPa)ビードをしっかり上げます。
エーモン工業 エアゲージ
標準エア-圧150kPa
タイヤのラインなどで、全周が均等に上がっているか、両側を確認します。
口金の修正で、軽点がずれてましたが、、、、、、まぁ素人はこんなもんです(^^;)。
カラーの汚れを取ります。
ホイール側のシールのリップ部分にグリスを塗り込みます。
カラーのこの部分にグリスを塗ります。
このグリスが接着剤のようにピタッと貼り付くので落ち難いんです。
タイヤが新品なので、ちょっとジャッキを上げて、ホイールを取り付けます。
多少他の部品に当たっても、カラーは落ちません。
整備データ
チェーン遊び「30-40mm」
リアアクスルナット締付トルク「93N-m(9.5kg-m)」(セルフロックナット)
アクスルシャフトを取付、チェーン調整をしてから、ナットを締め込みます。
そして完成です。
いやぁ、暑かったぁ。
写真撮りながらなので、ずいぶん時間がかかってしまったし、細かく書きすぎたなぁ、、、、。
【追記】2010/08/01
indigoさんのコメントで、シール部分の写真を拡大してみました。
カラーの当たる側、ホイールベアリングのインナー側面にグリスのせいで密着して居るんじゃないかなぁ、、、、、、(^^;)。
上の絵のように、カラーのリブ部分がシールのリップ部分(グリスの溜まる部分)に引っかかる感じじゃないように思いますが、、、、、よく解りません(^^;)。
◆自分でタイヤを替える【道具編】
◆自分でタイヤを替える【準備編】
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